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院長挨拶

 嶋崎病院は、整形外科専門病院として、昭和21年日立市弁天町に初代院長の嶋崎賢が開業しました。まだその時代は、整形外科診療の確固たる分野が確立されておらず腹部外科やそれ以外の外科処置も行っていたと聞いています。その後、先代院長の嶋崎雅直が平成2年に医療法人ここの実会 嶋崎病院を設立し、整形外科専門病院として長く地域医療に携わってきました。
 私は、平成20年4月より、嶋崎病院に常勤医として就任しました。その後、旧病院の老朽化、駐車場不足などの数々な問題があり新病院を設立することが必然な状態にあり、平成22年2月1日に現在の会瀬町に新病院をオープンする仕事に携わり、平成26年7月より院長に就任しました。
 整形外科は、運動器の治療をおこなう科です。運動器とは、人が生活をする際に立ち上がったり、歩いたり、走ったり、スポーツをしたり、体を動かすために必要な部分のことを言います。骨、関節、筋肉、腱、靭帯、神経等が含まれます。運動器は、怪我や病気で損傷します。また場合によっては、年齢とともに骨や筋力が弱ってきます。整形外科医は、この部分の治療にあたる医師です。
 現在の嶋崎病院では、この県北の地で運動器疾患は、なるべくすべての分野で対応できるような体制を取りたいと考えています。最新・最高の技術を常に求め、各方面からのご協力をいただき、外傷骨折手術はもとより、脊椎外科、肩関節外科、股関節外科、膝関節外科、足関節外科、スポーツ外科、それぞれの専門医師が治療にあたっています。
 私自身も、交通事故やスポーツで3回運動器の手術を受けています。入院や手術に対する苦痛やストレスを実際に経験しています。患者さまに対して最善の医療を提供することは不可欠なものですが、それに加え人間としての温かさや気づかいが大切だと考えています。運動器疾患は多くの場合、痛みやしびれが強く来院される患者さまが多く、相手の立場に立って考えられるようなスタッフの教育にも力を入れています。私たちの病院にいらしてくださった患者さまが、傷や病気を治すと同時に人間味ある温かいもてなしを受けたと思えるような病院作りを目指し日々努力しています。運動器疾患でお困りの患者さまは、ぜひ一度ご相談ください。
 院長  嶋崎 直哉
 
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